※注意

このシナリオは大変頭が悪いです。
 

このシナリオは大変頭が悪いです。
 

大事なことなので二回言いました。
 

……。
 

このシナリオは大変頭が悪いです。
 

とても大事なことなので、念のためにもう一回言っておきます。
それが許容できる方、続きをどうぞ。

 

 

◆SW2.0キャンペーン 駆け出し冒険者のためのセプテット 第十一話◆

◆成長報告◆
 

GM:さて、前回は比較的シリアス傾向だったので、GMのギャグやりたい成分が危険域に達しています。このままでは最悪爆発します。(一同笑)

イクス:なんですかいきなり(笑)。

GM:今回は何の裏もありはしないギャグシナリオです。以前やったみたいな引っ掛けとかもありません。誓って何も考えずに頭空っぽの方が夢詰め込める的なシナリオです。ので、皆さんも深く考えず脳内麻薬の赴くままに暴走してください。重要なのはNPCが新規で出たりするくらいですね。

ネリネ:魔法少女ねるねるネリネちゃんスターとかホザいても大丈夫なシナリオですね、分かります。(一同爆笑)

GM:まぁ否定はしません(笑)。ついでに言うと今回のミッションは成功しようが失敗しようが今後に悪影響を与えることは一切無いと明言しておきます。ああ、関わったNPCとの関係程度は変化するでしょうが。

シルフィ:……何やっても良いと暗に言われてる気がしてきました(笑)。

GM:いえ、明確に言ってるんです(笑)。奇声を発して鼻血を振りまきつつジルバのリズムでイナバウアーを繰り出しながら陽気かつ悲壮感たっぷりに時速480キロで明日に向かってブーストジャンプしていっても―――ごめん流石にそれは無理。(一同大爆笑)

ロイド:まぁ、気を張らず気楽に楽しめって事だな?

GM:一言で言うとそう言う事です。ただし、世界観の範囲で。(一同笑)

トリーシャ:了解したわ〜。

GM:で、前回の経験点は1870点+1ゾロ分です。報酬は、はい経理担当。(一同笑)

アルト:……私いつから経理担当になったんだ?(笑) あー、31100ガメルを6等分で、5183ガメル、端数は2だ。

ロイド:いつものように端数は計算係やってくれてるお前のモンな。

イクス:それじゃ、成長始めますかね〜。……知力知力知力…。(一同笑)
 

 そして、毎度おなじみ成長タイム。
 イクスが怨念のように知力知力言ってる中でダイスを転がし成長していく冒険者達。
 響く歓声、響く絶叫。まぁ、概ねいつもの事です。そして―――

 

シルフィ:あい、シルフィリア・アークウェイン一番手で成長報告をさせて頂きます!念願叶ってついにソーサラーが7Lvになりましたー!!

アルト:く、また魔力で離されたか…。

シルフィ:で、取った戦闘特技は≪鷹の目≫です。これで乱戦エリアの向こう側だろうと遮蔽があろうとなんだろうと、火力が届けられるように!!

GM:……うわぁ、魔法砲台が誘導弾を操り始めた……。(一同笑)

シルフィ:上がった能力値は精神力です。前回は私は消耗品の消耗が殆ど無かったんで、カードと指輪の買い足し。それと、読者の方に薦められた「魔香水」を2本ほど。使えば即座にMPが回復する即効型魔香草のようなアイテムですね。即効性の代わりに回復量とコストパフォーマンスが落ちてますが、緊急用に。

ネリネ:砲台の予備砲弾ですね。(一同笑)

シルフィ:あのさっきから聞いてると皆さん私をエルフの女の子じゃなくてトーチカ(固定砲台)辺りと勘違いしてませんか。(一同笑)
 

名前:シルフィリア・アークウェイン
種族:エルフ 性別:女 年齢:20(外見15) 生まれ:魔術師
身長:163cm 体重:50kg 髪の色:紫銀
能力値ダイス:技10 体2 心14 A8 B7 C1 D4 E11 F9
最終能力値:器用度19 敏捷度18 筋力3 生命力6 知力31+1 精神力25
保有経験点:1010
合計名誉点:238
保有名誉点:173
HP:27 MP:46+2
冒険者技能:ソーサラー7 セージ3 レンジャー1 アルケミスト4
一般技能:ノーブル3 ハンター3 カスタネッター1 リコーダリスト1
戦闘特技:魔法誘導 魔法拡大/数 MP軽減/ソーサラー 鷹の目
習得賦術:バークメイル ヴォーパルウェポン パラライズミスト ポイズンニードル
使い魔:カラス(命名:ビグザム)
武器:メイジスタッフ
防具:クロースアーマー
アクセサリ:とんがり帽子 アルケミーキット 専用マナリング 知力増強の指輪×2 薔薇のチョーカー
所持カード:赤Aランク3枚 緑Aランク3枚 黒Aランク3枚 赤Bランク5枚 緑Bランク3枚 黒Bランク5枚
所持品:冒険者セット 白紙の本 羽ペン&インク ヒーリングポーション×2 ロバ(命名デンドロビウム) カスタネット リコーダー 魔晶石5点×4 魔晶石1点 消魔の守護石3点×2 救命草 魔香草×2 魔香水×2
所持金:3016
 
 歩く災厄、火力エルフ。
 パーティーの火力の半分を一手に担う、広域破壊型虚弱砲台。
 遂に誘導弾(鷹の目)まで操り始め、攻撃面での死角が無くなって来た。

 

ロイド:さて俺か。上がった能力は知力……なんか、あと一回上がれば指輪で補正すりゃボーナス4なんだな俺。

イクス:パルパルパルパル……。(一同爆笑)

シルフィ:駄目です、ロイド!イクスさんのパル度(嫉妬ゲージ)が上昇しています!!(一同爆笑)

イクス:パルいぜパルいぜパルくて死ぬぜェ……。(一同爆笑)
 

・パルい。妬ましいの意。
・……この注釈、前も付けた気がする。

 

ロイド:……あー、それで技能はファイターが7になった。遂に念願の≪タフネス≫を自動取得。≪頑強≫も取った結果、HPが一気に72になった。ファイターの本懐だな。

GM:うわぁい、前衛で一番防御の弱かったロイドさんが……。

ロイド:ま、あの銀髪吸血鬼に借りを返す為にもな。買物は消耗したカード類と腕輪の買い直しと、魔晶石の購入。これで報酬全部消えた。(一同笑)

アルト:やはりウォルフガングに負けた事は堪えているようだな?

ロイド:……ハッ。負けっぱなしは流儀じゃねェのさ。
 

名前:ロイド・クラリクロイツ
種族:ナイトメア 性別:男 年齢:20 生まれ:神官
身長:188cm 体重:84kg 髪の色:漆黒
能力値ダイス:技6 体14 心10 A10 B7 C6 D6 E9 F7
最終能力値:器用度20+4 敏捷度13 筋力24+2 生命力21 知力21 精神力18
保有経験点:1520
合計名誉点:271
保有名誉点:146
HP:72 MP:33
冒険者技能:ファイター7 ライダー1 プリースト/グレンダール5 エンハンサー1 アルケミスト1
一般技能:バトラー3 ハンター2 コーチマン2
戦闘特技:武器習熟/スピア 魔力撃 マルチアクション タフネス 頑強
習得練技:キャッツアイ
習得騎芸:攻撃指令
習得賦術:クリティカルレイ
乗騎:レンタル取りやめ
武器:専用パイク+1
防具:専用イスカイアの魔導鎧
アクセサリ:ブラックベルト 聖印 バンダナ 器用度増強の腕輪 筋力増強の腕輪 アルケミーキット
所持カード:金Aランク10枚 金Bランク10枚
予備装備:マトック ロングスピア
所持品:冒険者セット 保存食×3食 ロープ10m フック くさび10本 小型ハンマー 部族のお面 魔晶石5点×4
所持金:215
 
 もう攻撃一辺倒とは言わせない。≪タフネス≫と≪頑強≫で一気にHPが急上昇した神官戦士。
 前回の雪辱か、打倒ウォルフガングに意欲を燃やしている模様。
 バランスの取れた戦闘能力を持つ、なんだかんだでパーティーの大黒柱。

 

イクス:さて、俺っすね。イクス・フォード。上がった能力は、まぁ二番目に欲しかったところである敏捷度です。また、上がった技能はスカウトが7に。これで強力な自動取得特技、≪ファストアクション≫を覚えました。

ロイド:おお、それはデカい。先手を取った場合、最初のラウンドだけ二回行動できるんだよな。

イクス:補助魔法かけ放題っす。また、≪MP軽減/プリースト≫を取りましたんで、これでMP切れの心配はかなり減りました。更には念願の「祈りのアミュレット」を10000ガメル支払って入手。回復量が+1される優れ物っス。

アルト:……どうしたんだイクス、急に神々しく見えてきたぞ。(一同笑)

イクス:崇めよ奉れー。我を呼ぶのはどこの人ぞー!!(一同笑)

GM:でも、それ「幸運のお守り」と装備位置重複しますよね。

イクス:うぃ。だもんで、お守りは同じく「トレジャーハント」持ってるトリーシャさんに渡しておくっス。

トリーシャ:ありがたく借りるわ〜。

イクス:まぁ、成長に関しては以上っスね。今回は全員俺より先にレベル上がってるって事が無くて一安心っス。(一同笑)

シルフィ:……いつも取り残されてましたからね、レベル(笑)。
 

名前:イクス・フォード
種族:人間 性別:男 年齢:16 生まれ:冒険者
身長:165cm 体重:50kg 髪の色:茶
能力値ダイス:技8 体7 心6 A7 B7 C6 D7 E8 F7
最終能力値:器用度15 敏捷度17+2 筋力15 生命力16 知力15+1 精神力16
保有経験点:310
合計名誉点:238
保有名誉点:173
HP:37 MP:34+2
冒険者技能:フェンサー1 スカウト7 プリースト/ル=ロウド6
一般技能:マーチャント3 クレリック2 リペアラー2
戦闘特技:魔法拡大/数 魔法拡大/距離 魔法誘導 トレジャーハント ファストアクション MP軽減/プリースト
武器:ショートソード
防具:バックラー ソフトレザー
アクセサリ:祈りのアミュレット 専用の聖印 敏捷度増強の腕輪×2 知力増強の指輪 
所持品:冒険者セット スカウト用ツール ロープ40m 小型ハンマー くさび×20 フック×2 手鏡 小型ナイフ ランタン 油×6 水袋×2 火縄壺 ベルトポーチ ヒーリングポーション×1 魔晶石5点×2
所持金:423

 相変わらず知力の伸びないスカウト/プリースト。
 魔力不足を嘆く事が多いものの、居ないと困るパーティーの生命線。
 新特技≪ファストアクション≫にて、存在感を発揮する事が出来るだろうか。

 

アルト:で、私か。アルト、能力の成長は精神力。技能の成長は無し。まぁ、このくらいまでレベル上がってくるとな。

GM:そですねー。買物は何かしました?

アルト:魔晶石と腕輪の買い足しに、ブラックベルトを購入した。専用化もしたんで、HPも+2。幾分か頑丈になったな。

ロイド:近接戦の準備してンじゃねぇよ専業魔術師。(一同爆笑)

シルフィ:アルトさんの近接戦の戦績に、正騎士とのタイマン勝負に勝利ってのが付きましたからね、前回(笑)。

アルト:うむ。装備での補正も含めると、HPならパーティー3位だな。

トリーシャ:わ、私は軽戦士なのよ〜。当たらなければどうと言う事はありませんわ……なんてね。

ネリネ:トリーシャ様、魔法は必中です。(一同笑)

アルト:ともあれ、私の成長はこんなところだ。次、魔法少女ねるねるネリネ。出番だぞ。
 

名前:アルト・ディオスクロイツ
種族:人間 性別:男 年齢:20 生まれ:学者
身長:173cm 体重:60kg 髪の色:金
能力値ダイス:技5 体7 心9 A5 B6 C5 D7 E9 F7
最終能力値:器用度10 敏捷度12 筋力13 生命力16 知力22+2 精神力19
保有経験点:2020
合計名誉点:271
保有名誉点:136
HP:37+2 MP:40+2
冒険者技能:コンジャラー7 セージ6
戦闘特技:魔法拡大/数 魔法拡大/距離 魔法収束 鋭い目 魔法誘導
一般技能:スカラー3 スクライブ3 ライブリアン1
武器:メイジスタッフ
防具:ソフトレザー
アクセサリ:専用ひらめき眼鏡 知力増強の腕輪×2 専用ブラックベルト
予備装備:ピック
所持品:冒険者セット 火縄壺 油×2 6人用テント 調理器具セット 食器(5人前) 魔化された樫の枝×4 可愛くない人形×2 魔晶石5点×4 部族のお面 頑丈なランタン
所持金:1285
 
 近接型専業魔術師。迂闊に彼に近付くとHPを吸い殺される。
 そも、コンジャラーの癖に基本が火力支援と近接戦と回復魔法と言う時点でどうかと思う。
 補助魔法使え。頼むから。

 

ネリネ:はい、では私です。魔法少女ねるねるネリネちゃんスター。成長は知力で、上がった技能はレンジャーです。これでレンジャーが5Lvになりまして、≪治癒適性≫を自動取得しました。

GM:うわぁ、回復し易くなったんですよねコレ。

ネリネ:ええ、回復効果を使用された場合に、回復量に+1されます。これにて、これまで以上に頑強な壁として皆さんを御守り出来ます。

ロイド:控え目に聞くがこれ以上硬くなってどうする気だ。(一同爆笑)

ネリネ:壁になれます(笑)。あ、買い物はいざと言う時の為のアウェイクンポーションを3つです。

イクス:それがあれば、MP節約になる可能性もありますしね。

ネリネ:その通りです。ともあれ成長、買い物は共に以上です。皆の魔法少女、ねるねるネリネでした。(一同笑)
 

名前:ネリネ
種族:ルーンフォーク 性別:女 年齢:4(外見17) 生まれ:戦士
身長:157cm 体重:49kg 髪の色:金
能力値ダイス:技9 体12 心5 A8 B3 C9 D11 E8 F2
最終能力値:器用度17+1 敏捷度13 筋力23+2 生命力27 知力15 精神力8
保有経験点:860
合計名誉点:238
保有名誉点:158
HP:93 MP:11+2
冒険者技能:ファイター7 エンハンサー1 レンジャー5 マギテック1
一般技能:ハウスキーパー5 コック4 テイラー1
戦闘特技:かばう 防具熟練/金属鎧 頑強 頑強U タフネス 治癒適性
習得練技:ビートルスキン
武器:ヘビーアックス
防具:プレートアーマー タワーシールド
アクセサリ:専用ブラックベルト 器用度増強の指輪 筋力増強の腕輪
所持品:冒険者セット 救命草 ヒーリングポーション×10 魔晶石3点×2 マギスフィア(大) 使い易い調理器具セット 保存食9日分(27食) 部族のお面 美味しい保存食8食分 救命草×10 アウェイクンポーション×3
所持金:14119
 
 僕らの不沈艦。
 重装甲+超HPにより、耐久性に関しては他の追随を一切許さない。
 殴られても魔法で撃たれても、「ちょっと痛い」で済ませるGM最大の敵。

 

トリーシャ:さて、私で最後ね〜。トリーシャ・アールクラフト……成長は知力で、上がった技能はフェアリーテイマーを一気に3よ〜。

GM:あらま、意外な成長を。

トリーシャ:うーん、前回のリゼリアを見てたら、フェアリーテイマーも捨てたもんじゃないかな〜って。攻撃魔法覚えておけば、色々と幅も広がるしね〜。知力も決して低くは無いわけだし。

イクス:パルいぜ……。(一同笑)

ロイド:つか、このパーティー基本的に知力低い奴居ないからな。驚くべき事に、イクスとネリネの15が同率最下位だぞ。

イクス:ちょっと待てい!?いつの間に俺そんな位置まで落ちてたの!!?(一同笑)

GM:上から順に補正無しで、31、22、21、16、15、15ですか……確かに高いなぁ。

ロイド:問題はほぼ専業のスペルユーザーが最下位に居るって点だな。(一同笑)

イクス:言うなァァァァァ!!(笑)

トリーシャ:あー、はいはい(笑)。で、買い物は知力増強の腕輪。敏捷度増強のは一個、予備装備にしておきますわ。あと、イクス君から借りた幸運のお守りを首に巻いておくわね〜。
 

名前:トリーシャ・アールクラフト
種族:ナイトメア 性別:女 年齢:74(外見18) 生まれ:軽戦士
身長:160cm 体重:54kg 髪の色:銀
能力値ダイス:技12 体12 心6 A5 B12 C6 D1 E9 F6
最終能力値:器用度18 敏捷度28+2 筋力21+2 生命力14 知力16+2 精神力12
保有経験点:410
合計名誉点:238
保有名誉点:123
HP:35+2 MP:21
冒険者技能:フェンサー7 スカウト5 エンハンサー1 フェアリーティマー3 バード1
一般技能:バウンサー5 ブルワー4 パヒューマー1
戦闘特技:両手利き 武器習熟/ソード 二刀流 防具習熟/非金属鎧
習得練技:ガゼルフット
習得呪歌:レジスタンス
武器:ディフェンダー×2
防具:アラミドコート
アクセサリ:専用ブラックベルト 筋力向上の腕輪 敏捷度増強の腕輪 知力増強の腕輪 妖精使いの宝石×2 幸運のお守り
予備装備:敏捷度増強の腕輪
所持品:冒険者セット スカウト用ツール リュート(バード用楽器) 敏捷度増強の指輪 器用度向上の指輪 ユニコーンの角(使用回数3)
所持金:12642
所有コネ:“母将軍”フルメリ@顔見知り
 
 なんか妖精剣士的な成長を始めた神速剣士。
 機動力と回避力は頭二つ分ほど飛びぬけており、切り込み隊長兼遊撃兵として戦うパーティーのお姉さん。
 最近の悩みは攻撃力の低さだとか。
 

■怪盗ストライプ■
 

GM:さて、では皆さんはレグランス姉弟から一日遅れて、ブルデに出発しました。何だかんだでフルメリさんに縁のある人間って事で、ドルデアへの紹介状なんかを頼まれたりとかしてたり。

アルト:むしろ、私のMP回復を待って、守備隊長にリザレクションしてたのかもしれんな……。

GM:あぁ、守備隊長そろそろ良い歳で引退考えてましたからねぇ。蘇生は魂が拒否しますよ。

ロイド:すんな!?(絶叫) 人手足りねェんだよ今は!終わったら死んで良いから!!(一同爆笑)

シルフィ:冷静になって聞き直すと外道ですよロイド、その台詞(笑)。

GM:ともあれ、そんなわけで。皆さんはある程度の事後処理を手伝った後に、ブルデに出発する事になります。で、ブルデまでは拍子抜けするほどあっさり到着する事が出来ます。ただし、ブルデに到着して街に入る時の検査は厳しく、ライフォス神官からセンス・バルバロスとセンス・エネミィをかけられますが。

ロイド:まぁ、この時期に出入りしようなんて事になると、ある種当然だわな。お疲れさん。

シルフィ:このシルフィリア・アークウェイン。日々の生き方に一片の隙もありません。どうぞかけてくださいな!!

ロイド:宿ではいつも布団にくるまってミノムシみたいになって寝てて、俺が起こすまで起きないのは隙じゃないのか。(一同爆笑)

シルフィ:ギャー、そんな秘密を!!(一同笑)

アルト:楽しそうだなお前ら(笑)。

GM:ちなみに衛兵が教えてくれるのですが、先に到着したレグランス姉弟から伝えられた「ブルデ侵攻は恐らく一週間後」と言う話と相まって、斥候などを出した結果、幾つかの要素からその情報は恐らく正確だろうと言う結論に至ってるそうです。腕利きの冒険者なら歓迎だよ、と言って迎え入れてくれますが。

ロイド:どう伝えたんだか。蛮族の話を盗み聞きした、とでも言うところか。

GM:流石にド正面からばらされたなんて言えませんしね。その辺、バーン君は処世術に長けてますので問題ありませんでした。と、まぁ、真面目な話ここまで。(一同爆笑)

シルフィ:え、もう?(笑)

GM/女性守備兵:街に入ってすぐ目に、女性守備兵に声をかけられます。 「貴方達、冒険者ですか?」

シルフィ:え?はい、そうです。

GM/女性守備兵:「見たところ、若い女性が多い模様……怪盗ストライプには気を付けて下さい」

トリーシャ:……怪盗ストライプ?

GM/女性守備兵:「ええ……この街を騒がしている自称義賊です。パンツを被り、悪党を成敗すると言う……」(一同爆笑)

ロイド:ごめん、それなんて変態?(一同爆笑)

ネリネ:……まるでロイド様の母君ですね。(一同爆笑)

ロイド:え、うちの親これと同レベル!?(笑)

GM:と、そんな会話をしてるとですね。皆さんの今居る場所……門近くの宿屋がにわかに騒がしくなります。

イクス:……お?

GM/女性:「か、怪盗ストライプよーっ!!」(一同爆笑)

ロイド:うわ、マジで出た!!?(爆笑)

イクス:いきなり!?(笑)

アルト:ああ、じゃあアレだな。ここはお約束として「どこだ!?どこに居る!?」とか言っておこう(笑)。

GM/???:すると、「私はここだ!!」 と叫ぶ声。見やる先、宿屋の屋上には漆黒のコートを身に纏い、女性モノのストライプパンツを被った謎の男性の姿が。ちなみにその手には、ボコボコにされた人相の悪い男が首根っこ掴まれています。(一同爆笑)

シルフィ:……ポカーンとしてます。

ネリネ:唖然としてます。

トリーシャ:腹抱えて爆笑してます。(一同笑)

GM/怪盗ストライプ:「天知る、地知る、私知る!私の名は怪盗ストライプ、正義と言う言葉に心奪われた男だ!!」 と叫び、ばさりとマントを翻してその人相の悪い男を投げ捨てます。 「街を騒がせていた盗賊は私が成敗した!彼奴が盗んだ品は義賊の名の元に諸君に還元しよう!」 と、推定盗賊が盗んだらしき女性モノ下着を投げ始める怪盗ストライプ。(一同爆笑)

ロイド:うわぁ、何あの潔い生き物……。(一同爆笑)

アルト:盗賊というか、下着ドロだろそれ。(一同笑)

GM/男性:「いやっほぉぉぉう!!」「良いぞ、怪盗ストライプ!!」「はい!怪盗ストライプ、お願いです!守備隊第三部隊長の下着が欲しいでっす!」 と、そこかしこで歓声が響き、江戸時代の打ち壊しもかくやという勢いで男性諸君が殺到して来ますが。ついでに下着ドロはボコボコにされてます。(一同爆笑)

シルフィ:うわきゃー!!?(爆笑)

アルト:……ここ、対蛮族の最前線だよな……?(笑)

ネリネ:人の波に巻き込まれないようにマスターを保護します。

トリーシャ:いけない、ロイド!私達もはぐれたら大変よ〜! はい、ロイドの手を掴むふりをして拾ったパンツを握らせます。(一同爆笑)

ロイド:オイこら!!?(爆笑)

シルフィ:ロイド、信じていたのに……。その手に持っている物はなんですか!!(一同大爆笑)

ロイド:違ァァァァァァう!!?(大爆笑) 何でこんな流れるようなノールックパスで陥れられてんだよ俺!!?(笑)

GM:(げらげら笑いながら)え、えー……それで、街の中央部の方から声がします。『守備隊第三部隊が来たぞーっ!!』

イクス:第三部隊……なんかさっき、その隊長のパンツが欲しいとか言ってた人が居たっスね。

GM/怪盗ストライプ:「ちぃっ、流石に早いなアレット・ウィスタリア!!ここは退くぞ……とうっ!!」 と、魔動機術「スモークボム」範囲拡大。煙幕をブチ撒けて、怪盗ストライプは去ります。そのシンパと思しき周囲の男性陣も、わっと蜘蛛の子を散らすように逃げ始めます。(一同笑)

トリーシャ:おっといけない、私も逃げるわ〜。それじゃ、ロイド。後は頑張ってね〜?(笑)

シルフィ:えー、はい。私の細腕で持たれたメイジスタッフが、ベキンと音を立てて折れます。あ、メイジスタッフキャラシーから削除しておきますね。(一同爆笑)

イクス:お、お嬢がなんだか良く分からないオーラを!!?(笑)

アルト:……ボガードソーズマンやらレッサーオーガやらと打ち合ってもそうそう折れん頑丈な樫の木の杖だぞ……?(笑)

シルフィ:ろ、ロイドの馬鹿……そんなに、そんなにパンツが欲しいなら言ってくれれば!!? がば、と自分のスカートに手を突っ込みます。(一同大爆笑)

一同:やめんか――――――ッ!!?(大爆笑)

ネリネ:マスター、マスター!!乙女的にも社会的にもそれは大問題です!!(爆笑) 今この場でストリップするのは流石にどうかと!!(爆笑)

シルフィ:分かりました、パンツではなくてブラですね!!?(一同大爆笑)

ロイド:ちげぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!?(大爆笑)

アルト:……あ、私他人のふりしてますんで。(一同爆笑)

ロイド:オイこら!!?(爆笑)

トリーシャ:ああ、事故から起こる些細な行き違い。悲劇ですわ(笑)。

ロイド:何が事故かぁぁぁぁ!どう考えても人災じゃァァァァ!!(一同爆笑)

トリーシャ:違うわ、故意の事故よ!!

ロイド:それを人災と呼ぶんだァァァァァァ!!(一同大爆笑)

ネリネ:……え?あ、えーと……どうすれば良いんでしょうかコレ(笑)。

イクス:……さぁ……?(笑)

GM:……皆さん肩の力抜いて良いシナリオだと分かった瞬間に、全力で暴走開始しましたね(笑)。

トリーシャ:ふ、そんなに褒めないでよ。照れるじゃないの〜。(一同笑)

ロイド:……どーなるんだ、これ(笑)。
 

■ブルデのお話■
 

GM/???:ではシルフィさん達。「おのれ……また逃げられてしまいましたか」 と、苛立たしげな声が聞こえています。街の中心部の方から、50人ばかりの守備兵が走って来たところですね。その先頭に立っているのは小柄な白髪の少女。年の頃は……外見年齢でシルフィさんと同じくらいでしょうか。

シルフィ:15歳くらいですか〜。まぁ、それはともかく私は真っ二つに折れたスタッフを握りしめて、ロイドを顔を真っ赤にして睨みつけてますよ!!(一同笑)

ロイド:う、ま、マズい。このままでは攻撃魔法の餌食に!!?(一同笑)

GM/???:「……む。冒険者の方ですか?」 と、貴方達に気付いた白髪の少女が近付いてきますよ。 「失礼……大変見苦しいところをお見せしました。わたくしはこの街の守備隊の第三部隊長、アレット・ウィスタリアと申します」

イクス:いえ、こっちも現在進行形で見苦しい事になってるっスから。(一同爆笑)

シルフィ:答えて下さいロイド、パンツとブラどっちが良いんですか!!(一同爆笑)

ロイド:どうせいっちゅうんじゃァァァァァァ!!(爆笑)

ネリネ:ここはひとつ、「パンツでもブラでもなく、お前が好きだぜベイベー」くらいの事は言いましょう。(一同笑)

シルフィ:ぶー……そう言う言葉、言われた事無いんですー。

アルト:もう痴話喧嘩は終わったか……?ああ、すまん。守備兵の人か。私達は冒険者なのだが、この街が現在蛮族の攻撃に晒されそうになっている件も含めてドルデアのフルメリ将軍から伺っている。何か協力したいのだが、ぶっちゃけ大丈夫かこの街。(一同爆笑)

GM/アレット:「フルメリ様が……?となると、貴方達が『向日葵兵団』でしょうか。先立ってこの街にいらっしゃたレグランス姉弟からも、話は伺っています。確かに斥候や各種調査から、蛮族の大軍の動きがあるのは確かです。一週間か、その辺りか。それくらいの時期に襲撃はあるでしょう。前もって情報が手に入ったのが大きかったですね……そこは感謝しましょう」

アルト:ああ、そんな状況なのにこのテンションでぶっちゃけ大丈夫かこの街。(一同笑)

GM/アレット:「ブルデは常在戦場こそがモットーの要塞都市。慌てて備えなどせずとも、迎撃の準備は常に整っています」 と、懐から出した扇子で口元を隠します。 「まぁ……ハッチャけ過ぎなのは認めますが」

アルト:成程、準備が整っているならば、襲撃まで常に気を張っていても気疲れするだけか。道理だな。

GM/アレット:「ええ、無論見張りは通常より増員していますがね。……ところで、あそこのお二人は何をしていらっしゃるのですか?」(一同笑)

シルフィ:ええい、避けないでくださいロイド!この私のスタッフフルスィングを食らって悔い改めなさい!地元で幼き時分には、体力こそ無いものの内角外角後頭部と一切隙の無いスラッガーぶりを発揮した私のバット捌きを見なさい!!(一同笑)

ロイド:今何か変なの混じってたから!?後頭部をナチュラルに殴打する反則プレーヤーが大口叩くなタワケ!!(一同爆笑)

ネリネ:まぁ、最前線に住む者だからこそ、その日その日を全力で生きるのに慣れていると言う事でしょう、あの変態含めて。―――その方向性がパンツと言うのは正直どうかと思いますが。(一同笑)

イクス:ところで、あの、ちょっと良いっスか?

アルト:……どうした?

イクス:トリーシャさんは?(一同爆笑)

逃走中トリーシャ:(凄い笑顔で)はぁ〜い、こちら清純無垢でおなじみのトリーシャ・アールクラフト。現在パンツ片手に変態軍団に混ざって逃亡中です。あははうふふ。(一同大爆笑)

アルト:貴様、今の自分の姿を鑑みて、清純無垢と言う言葉に謝罪しろ。(一同爆笑)

ロイド:……さっき俺を陥れた挙句、どっかに走ってったが……まさか(笑)。 あ、お嬢の頭を押さえながら。(一同笑)

シルフィ:ひ、卑怯です!頭抑えられては届かないじゃないですか!えい、この、やぁ!!(笑)

GM/アレット:「彼らもブルデの兵。敵が来たら馬鹿騒ぎを止めて真面目に動き始めますが……そろそろ本格的に灸を据えねばならぬと考えていたところです。……ところで、そちらのエルフの方は良いのですか?」(一同笑)

ロイド:うむ、これで頭撫でてやるとな……。

シルフィ:えへ〜……ロイド、もっと撫でて下さい。 尻尾があれば振ってそうな笑顔になります。(一同笑)

アルト:……扱い簡単だな、お前は(笑)。

ロイド:しかし、そーか。もうバーン達も来てるんだな。

GM/アレット:「ええ。わたくしも彼らとは多少縁がありましたので、お仕事をお願いしているところです。……そうですね、貴方達にも一つ仕事をお願いしたいところです。蛮族が攻めてきたら、どこかの部隊と共に前線に立って頂きたいのですが」

ロイド:……ふむ、俺らは立場としては冒険者だが?

GM/アレット:「実力としては十二分な、と言う枕詞が付きますね。ご安心を、協力してくれるならば……そのような貴重な戦力を遊ばせることも使い捨てる事もしませんよ」 パタン、とその手の扇を畳んで薄く笑います。 「ブルデの守備兵の五分の一を率いる新鋭気鋭の軍配者、アレット・ウィスタリアに万事お任せあれ。――とは言え、どの部隊に所属するかは貴方達に選んでもらうとした方が、お互い宜しいでしょう。第二部隊、第四部隊はお勧めしませんがね」

アルト:……ふむ?指揮系統はどうなってるんだ、ここは。

GM/アレット:「ふむ、では説明して差し上げましょう。感謝なさい。まず、主将であるガレッガ将軍ですね。彼が率いる近衛部隊は、ブルデの最強戦力です」

アルト:精鋭部隊か。

ロイド:……それより、名前がアイテムを避けて敵や敵弾に体当たりするSTGみたいで嫌だなその将軍。(一同爆笑)

シルフィ:何ですかそれ(笑)。

ロイド:バトルガレッガ。ある意味クソゲーにして、稀代の名作STGだと俺は見ている。(一同爆笑)

GM:(目を逸らし)……ちなみに第一部隊の指揮官の名前はレイストームさんです。(ロイドのみ爆笑)

ロイド:STGオンパレードじゃねぇか(笑)。

一同:???

アルト:……名前だけなら……。
 

 理解できた人、一名。
 少しだけ分かる人一名。
 他全員理解の範疇外。
 チッ、これだから東方しかSTGをやってない連中は……(暴言)。
 この後数分ばかり、ロイドとGMによるバトルガレッガ講座が開かれるが、うっとりするほどにSW2.0と関連性は無いので割愛。
 とりあえず簡単に説明すると、バトルガレッガとは「上手く自滅をする事で難易度を落とさないとクリアできない狂気のSTG」とご理解ください。

 

シルフィ:……なるほど、で、そのバトルガレッガ将軍がこの都市の守備隊長なんですね。

GM/アレット:「……誰ですかバトルガレッガ将軍って、変な枕詞付けないでください」(一同爆笑)

ロイド:ちなみにその将軍、レベルは如何ほどに。

GM/アレット:「ぶっちゃけますと11Lv……フルメリ将軍と並ぶ、レガリア防衛の主軸です。王からの信任も厚い人間の老将であり、老いて益々盛んを公言して憚りません。彼の下に四つの部隊が、各々ある程度独立した権限を持っています」

ロイド:おー、そりゃすげぇ。……ウォルフガングとどっちが強ェかな。

アルト:さてな。まぁ、その人物に関しては能力に信頼が置ける、と。

GM/アレット:「……孫馬鹿なのが欠点ですがね」 と、溜息を吐きます。 「…全く、わたくしももう一人前だと何度言えば……」

ロイド:へぇ、アンタのじーさんか。となると、フルネームはガレッガ・ウィスタリアってわけだ。

GM/アレット:「不本意ですが……そうなります。で、第一部隊はレイストーム将軍。年の頃は30ぐらいで、種族はルーンフォーク。彼はガレッガ将軍の腹心であり、能力に過不足はありませんが、若干の応用力不足が欠点……とは、ガレッガ将軍の言ですね。私如き新参者が口出しできるところではありません。部隊としては主に前衛要員となります」

ロイド:で、第二部隊はアンタはお勧めしないと言ってたが。

GM/アレット:「……第二部隊の指揮官はダライアス将軍……功名心と保身欲の強い俗物です。とっとと更迭されて欲しいのですが、国内の豪商などの支援を受けている人物でもあるため、王やガレッガ将軍でもそうそう更迭出来ないようです。人間で、年齢は40ほど。まぁ、どうでも良いです。部隊としては前衛ですね」

ロイド:……ここの指揮下には入りたくねぇな。

シルフィ:同感ですね。で、第三部隊はアレットさんのトコですよね。

GM/アレット:「はい、そうです。私の部隊はマギテックが主体の射撃兵部隊です。わたくし自身も心得はあります」 と、腰の後ろのホルダーから銃をチラつかせます。 「指揮能力に関しては……さて、相応の自信もありますが、小娘の大言壮語も見苦しいものでしょう。誰ぞ他の人から聞いた方が納得できるのではありませんか?」

シルフィ:ん、ではそうさせて頂きます。後は第四部隊……これもお勧めしない、とのことでしたが?

GM/アレット:「……指揮官はサイヴァリア・クルーグシャフト。貴方達は先程見たでしょう?」

一同:…………え?(動揺)

遠くのトリーシャ:それってまさか、もしかして〜♪(出鱈目に歌ってる)

ロイド:(低姿勢で)あの、すいません。

GM/アレット:「……なんでしょうか?」

ロイド:あのですね、俺らがここに来てからあった人間ってめっちゃ少ないんですが、えーと、貴方様が連れて来た守備兵の中に実は混ざってたとか?

GM/アレット:「……違います」 と、答えるアレットさんの表情は憮然としています。

アルト:(沈痛に)……一人しか思い浮かばんな。

ネリネ:(さらっと)ああ、変態義賊ですね。(一同爆笑)

ロイド:……あああ、言っちゃったよ…(笑)。

GM/アレット:「……年の頃は20程度。元冒険者の新鋭であり、個人の戦闘能力ではガレッガ将軍に続く実力を持っており、指揮能力も確か。現場での応用力も高く、気さくな性格で部下からも慕われる変態です」(一同大爆笑)

ロイド:最後で全てが終わった……!!(爆笑)

アルト:途中まではどこの『ぼくがかんがえたすごいしゅじんこう』なのかって感じだったが、最後ですべて持ってったな(笑)。

GM/アレット:「……妙にガレッガ将軍ともウマが合うらしく、信任も厚いです。が、変態です。……本人はバレていないつもりなようですが、正体はバレバレです」

ロイド:更迭しろよそいつ。(一同笑)

GM/アレット:「人材としては優秀なんです………抜けられたら、ブルデの防衛網に穴が開く事になるでしょう。彼の部隊員には彼個人を慕っている者も多いことですし」

シルフィ:うーん、実にどーしよーもないですね。うちの実家並に。(一同爆笑)

ロイド:なぁ、アークウェイン家ってあの変態と同レベルなのか!?(爆笑)

GM/アレット:「……ふむ、しかしそうですね。これから防衛戦ということで、私達が仕事をしている中で馬鹿騒ぎをされているのも面白くありません。ここらで一度、お灸を据えるべきでしょう」

ロイド:と言うか、なんで許容されてんだよアイツ。(一同笑)

GM/アレット:「実際、彼が活動するようになってから治安は大分良くなりましたからね。元冒険者と言うだけありフットワークも軽く、自分が動いた方が早いとでも言うようにあのような仮装をして悪党を成敗して回っているのです。―――ただし相手が盗人の類であった場合、盗んだものがなんであろうとお構い無しに市民に配るのが問題ですが。以前は懇切丁寧に小銭を1ガメルずつ配って回ってましたし、下着ドロの場合今回のように下着を配布します」(一同爆笑)

イクス:次の質問。何でパンツ被ってるんスか(笑)。

GM/アレット:「私が知りたいです」(一同爆笑)

ロイド:総じて言うと善意の人なわけだな……馬鹿で変態だが。(一同笑)

ネリネ:あの、善意の変態ってこの上なく厄介な生き物な気が……。(一同笑)

GM/アレット:「しかし、これからブルデに蛮族が攻めてくると言う時期に、余り騒がせておくのも宜しくないでしょうね。……ただでさえ、ダライアス将軍が策動して勢力を拡大させようとしているのに」

ネリネ:……ダライアス将軍が?

GM/アレット:「権力欲の強い小物と言うのは厄介なものです。分相応と言う言葉を知らない。そんな相手を前に、サイを余り好き勝手にさせておくと……そこを突いて失脚させよう、などと言う動きを見せかねません」

シルフィ:サイ?

GM/アレット:「……サイヴァリアの事です。ともかく、彼は私が正面から注意をしても、『何の事だ?私は怪盗ストライプなどと言うナイスガイとは関係が無いぞ』などとすっとぼけますので無駄なのです。そこで一つ、貴方達に依頼です。サイヴァリアを説得するか止めるか……とにかく、もう少し自重するように仕向けて貰えませんか?」

ロイド:また大雑把な依頼だな。

GM:GM事情ですが、今回はお気楽シナリオですからね。失敗しても特にペナルティもありませんし、もうトリーシャさん成功させる気があるのかないのか分からない動きしてますし。(一同笑)

ロイド:参考までに失敗したらどうなる?

GM:失敗の度合いによりますが、普通に依頼を果たせなかった程度ならば、キレたアレットがサイヴァリアの元に乗り込んで魔弾の射手(零距離パチキ)をブチかまします。(一同爆笑)

アルト:……平和だなオイ(笑)。

GM:気楽に楽しんでもらうためにネタばらししておきますが、アレットの心配し過ぎですね。ダライアス将軍は確かにサイヴァリアを失脚させたがっていますが、失脚させたところで後が続かないのは当人も分かっていますから。

ロイド:……なるほどね。

GM:っていうか、ギャグシナリオの筈が小難しい話になっちゃうのは悪癖ですね。注意注意。

アルト:心配しなくても十二分に濃いぞ、主に約一名が。(一同笑)

遠くのトリーシャ:まぁ、この依頼だけじゃちょーっと動く理由には弱いと思うから、トリーシャお姉さんが皆が動くに足る理由を考えておきましたわ?(一同笑)

ロイド:こっちも濃いが……何した、師匠。

遠くのトリーシャ:うん、どさくさ紛れにネリネのパンツを荷物から抜いておいた。(一同大爆笑)

ネリネ:……変態って殺しても罪になりませんよね?(一同爆笑)

シルフィ:いけない!?ネリネが殺戮少女マジカルネリネちゃんマーダーに!!(一同大爆笑)

ネリネ:今の私は……阿修羅すら凌駕する何かになれそうです。(一同笑)

GM/アレット:「……とりあえずこれ、依頼を受けて貰えたと言う事で良いのですか?」

ロイド:いや、依頼はやめとく。……こいつがこうなった以上、どうなっても責任持てねーし。(一同爆笑)
 

■服を着て下さい■
 

トリーシャ:と、いうわけでですね。怪盗ストライプならぬ、怪盗ピュアホワイトになっている私ですが。(一同爆笑)

遠くのネリネ:ああっ、私の純白の下着が!!?(笑)

遠くのロイド:迷いなくかぶったよ、この人。仲間のパンツを。(一同大爆笑)

トリーシャ:(歌うように)穢れを知らぬ白は<純真(ピュア)> 思いを馳せる薄桃色の<乙女心(メーヴェ)> 一面に敷き詰めし花は、まるで仮初の<恋色(ラヴァーズ)>――――。
 

※当て字は本人の指定です。
 

遠くのイクス:どうでも良いっすけど、その台詞パンツ被って言ってる時点で全てのフォローは手遅れっスよね。(一同爆笑)

遠くのロイド:もうアレ新種のモンスターで良いだろ。経験点70点と思え。俺らの知るトリーシャ・アールクラフトは死んだ。(一同爆笑)

GM/怪盗ストライプ:「うむ、私の志に共感して仲間が……この怪盗ストライプ、感謝の念を禁じ得ない!!」(一同爆笑)

トリーシャ:ええ、何か遠くから怨念のような殺意を感じないでもないけど……って言うかここどこ?なんとなくついて来たけど。(一同笑)

GM:はい、場所は『ブルデ守備兵第四部隊詰め所』と書かれた建物の中ですね。貴方達の周囲では隊員たちが忙しく動き回って、全関節可動型の1/12アレットフィギュアを作っていたり、執筆活動に勤しんでいたり。(一同爆笑)

遠くのアルト:絶対ロクでもないもの書いてると断言できるな(笑)。

GM:はい、女性兵達が書いているそれは、男性と男性がくんずほずれつ絡みあってるアレですね。(一同爆笑)

遠くのシルフィ:(嬉しそうに)まぁ、ボーイズラブ!!(一同爆笑)

遠くのロイド:おい、何だここ。マジでここが防衛の最前線か!?(笑)

GM:優秀な兵士は肩の力を抜いて全力で休むことを覚えているものです。

遠くのロイド:誰が全力で腐女子になれと申した。(一同爆笑)

GM/女性兵士:「そんな……愛って素晴らしいと思いませんか?」 と、ガレッガ将軍総受け本を描いていた女性兵が。

遠くのイクス:その本持って言われると否定したくなるッスね。(一同爆笑)

遠くのアルト:老人総受けか。剛の者だな。(一同爆笑)

遠くのネリネ:というかNPC、PL発言に突っ込み入れないでくださいよ。(一同爆笑)

トリーシャ:……凄いですわね?(笑)

GM/怪盗ストライプ:「うむ、私にはよく分からん世界だが、最近の流行はレイストーム×ガレッガ将軍らしくてな。そこにダライアスが加わり三つ巴になるのが次の新刊らしい」(一同爆笑)

トリーシャ:まぁ、それは何とも剛毅な……っとと、それはそうと怪盗ストライプ?いえ……ここに平然と座っていると言う事は、貴方―――この街の守備兵ですわね?

GM/怪盗ストライプ:「ほう―――見抜くか、鋭いなピュアホワイト。確かに私こそ……」 ここで、ストライプは縞パンと服を脱ぎ捨てます。 「―――ブルデ守備兵第四部隊長、サイヴァリア・クルーグシャフトだ」

遠くのアルト:待て、何故服まで脱ぐ。(一同超爆笑)

遠くのシルフィ:はっ!?あ、あんまりにもさらっと言われたんで聞き流してた!!(大爆笑)

トリーシャ:……な、何で脱ぐのかしら〜!?(笑)

GM/サイヴァリア:「ああ、うむ。なんかテンションが上がってな」(一同大爆笑)

遠くのロイド:テンション次第で脱ぐなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(一同大爆笑)

GM:大丈夫ですよ、ビキニパンツはちゃんと装備してますからギリギリセーフです。

遠くのロイド:人間としてギリギリアウトだわァァァァァァ!!(一同大爆笑)

GM/サイヴァリア:「ははっ、耳に痛いな!!」

遠くのロイド:嬉しそうだよこいつ!?(一同爆笑)

トリーシャ:えーと、後先考えずに行動したら変態の巣窟に突入した私はどうすれば良いのですか2009。

遠くのイクス:(さらっと)馴染めば?(一同爆笑)

トリーシャ:イクス君の対応がどうでも良さそう過ぎるんだけど〜!!?(笑)

GM/サイヴァリア:「まぁ、ともあれピュアホワイト!最大にして最後の作戦の前に、君のような頼もしい同士に巡り合えた!私としてはザイア神に感謝を禁じ得ないな!!」

トリーシャ:うん、分かったから服を着て下さい。(一同大爆笑)
 

 閑話休題(着衣中)。
 

トリーシャ:それで、最大にして最後の作戦って何かしら?

GM/サイヴァリア:「うむ……知っての通り、ブルデは数千人規模の巨大な都市だ。人が集まれば闇も生まれる、それは当然のこと。私はこの街に来てから人知れず、取り締まり切れない犯罪と闘ってきた」

トリーシャ:うん、どう見てバレバレだって事は言わないでおくわね。(一同笑)

GM/サイヴァリア:「しかしな、アレット・ウィスタリア―――ふっ、こう言っては何だが、私の運命の人は中々に鋭いようでな!幾度かこの私に対し、怪盗ストライプについての意見陳述を行ってきた!このままではバレるのも時間の問題だろう!!」(一同爆笑)

トリーシャ:えーと、その発言のどこから私は突っ込めばいいのかしら。(一同爆笑)

GM/サイヴァリア:「それでだ。まぁ、地道な活動でかなりの数の悪党を検挙した。それに清過ぎる水にも魚は住まない。確かにこの辺りが落とし所だろう」

遠くのロイド:……地味にまともな事言うな、変態だが。

GM/サイヴァリア:「だが最後に一件、先にレガリアで起こった悪徳商人摘発の件により芋づる式に発覚した盗品を横流しするルートがこの街にもあると聞いてな。それだけは潰しておきたいのだ」

トリーシャ:……あー、繋がっちゃったよ……私も関係者ね〜、それ広義では。

アルト:……バルゼムの一件か。

GM/サイヴァリア:「ほう?なるほど、知っているなら話が早い。ピュアホワイト、今晩にでも私と変装した部下で取引現場に強襲をかける。出来れば君にも参加してほしいと思うのだが如何に?」

トリーシャ:ん〜……やってる事は基本的に善意。かと言って行き過ぎるでもなく、清過ぎる水にも魚が住まないと言う事も理解している……まぁ、手伝うには異存はない、か。面白そうだし。分かったわ〜、それ、私も手伝わせて貰うわね。

GM/サイヴァリア:「感謝するピュアホワイト!はは、いかんいかん、テンションが上がってきたぞ!!」 と、服を脱ぎます。(一同爆笑)

トリーシャ:着ろ。(一同大爆笑)

イクス:……遂に、突っ込みが二文字に……(笑)。
 

■そして事態はカオスをたどる■
 

 さて、ここから調査パートと言う名のなんだか良く分からない情景。
 ネリネ、パンツを盗んだトリーシャを十七分割する為に第四部隊詰め所に向かいますが、そのトリーシャは悪徳商人摘発についてロイド達に協力を仰ぐために出歩き始めます。
 サイヴァリアも通常の守備兵業務の為に不在。

 

ネリネ:となると、空振りですね。

イクス:(←付き添い)そうなりますな。それよりネリネの姉さん、周囲の男性兵の視線が貴方に集中してますが。(一同笑)

トリーシャ/男性兵:「―――メイドさん……!!」(一同笑)

ロイド/男性兵:「メイド服と巨大な武器……これはイイ!」(一同笑)

シルフィ/男性兵:「おい、誰かスケッチブックとペン!忘れないうちに形にして、次の新刊のネタに!!」(一同爆笑)

ネリネ:……何でしょうか。何か、今精神的に凌辱された気が。(一同笑)

トリーシャ/男性兵:「メイドさん、俺だー!踏んでくれー!!」(一同爆笑)

イクス:……。濃いなぁ……。(一同笑)

GM:どのくらい濃いかと言いますと、壁には第四部隊主催の演劇のポスターが張ってます。題名は『冬のそなた』。合言葉は「そなたは美しい―――。だが私はもっと美しい」だそうです。(一同大爆笑)

遠くのアルト:純粋なナルシズムだな、言葉もない。(一同笑)

シルフィ/女性隊員:「メイドさん、こっち向いてー!ポーズ取ってー!!」(笑)

ネリネ:え、えーと……はい、これで宜しいでしょうか?(笑)

イクス:意外とノリノリだよ。(一同笑)
 

 そんな調子でネリネ、イクスが奇人の巣窟たる第四部隊詰め所で翻弄されている間に、当のピュアホワイトはロイド達の元へ。
 

ロイド:とりあえず俺、宿に荷物置いたら休むかー。

シルフィ:ロイド、ロイド!一緒に出かけましょうよ〜。ねぇねぇ。 ぐいぐい袖引っ張ってますよ!!(一同笑)

ロイド:あー、はいはい。じゃあ、アルトの持ってるドール・サイト用の藁人形渡すわ。 はい、これ俺の代理。頑張って遊んできてくれ。(一同笑)

シルフィ:ぶー……いぢわる。昔は私がどっか連れてって〜、って言ったら手を引いて連れてってくれたのに〜。

ロイド:いつの話だよッ!?ネリネがうち来る前の話じゃねーか、ネリネやアルトやイクスに聞かれたくねー昔の話だろそれ!!(一同笑)

シルフィ:……ぶー。 とりあえず、荷物置いてベッドに座って、足バタバタさせてます。

遠くのアルト:……こいつら二人きりにさせたのも、そう言えば久しぶりだな(笑)。

シルフィ:ロイドロイドー。ねぇねぇ、ロイドー(笑)。まとわりついてます(笑)。

ロイド:……ンだよ、お嬢。暑苦しいぞ。

シルフィ:えへへー。べたー(笑)。

ロイド:…熱したフライパンの上のバターのような溶けっぷりだなぁ、お前……。

トリーシャ:……じー。

ロイド:……。

シルフィ:……。

トリーシャ:あぁ、もう。駄目よシルフィ、もっと強気で行かないと。ロイドったら奥手も良いところなんだから。あ、それともシルフィがこんなんだから、つり合いを取る為にも奥手にならざるを得なかったのかしら。

ロイド:……。

シルフィ:……。

トリーシャ:……あ、続けて続けて。(一同大爆笑)

ロイド:……なぁ、師匠。どこから見てた?

トリーシャ:え?『ロイド、ロイド!一緒に出かけましょうよ〜。ねぇねぇ。』から。(一同爆笑)

シルフィ:最初からですね、分かります。(一同笑)

ロイド:―――。記憶を失えェェェェェ!! はい、槍構えて吶喊!!(一同爆笑)

トリーシャ:おーっほほほほほ!捕まえてご覧なさ〜い!?(笑)

シルフィ:わぁ、ロイドが珍しく顔を赤く(笑)。

トリーシャ:シルフィは動じないわね〜。

シルフィ:見られて困る事はしてません!!(一同笑)

トリーシャ:……この子は大物ねぇ?見習いなさいな、ロイド。

ロイド:俺殺す、お前殺す、今殺す、すぐ殺す。(一同爆笑)

トリーシャ:って、ちょ、目がマジ……うきゃーっ!!?(爆笑)
 

 閑話休題。
 2ラウンドほどマジ戦闘をして(流石の回避力でトリーシャ完封。ロイド、25点ほどダメージ)、一先ず落ちついた三名。
 血の気を(流血により物理的に)抜かれてある程度大人しくなったロイドと、座って観戦してたある意味大物なシルフィと、攻撃してきたとはいえ弟子を躊躇いなく両手の剣で斬りにかかったトリーシャのトリオ・DE・馬鹿が車座になって宿の一室に陣取ります。

 

トリーシャ:と、いうわけで。件の彼は今晩最後に一暴れして、それで終わりにする心算みたいよ〜。私は手伝うつもりだけど、その辺貴方達に伝えた方が良いかと思ってね〜。

ロイド:……なんだ、図らずもアレットの依頼は簡単に達成できそうだな。その結果大人しくなるなら結果オーライだろ。 と、ダクダク血を流しながら。(一同爆笑)

遠くのアルト:傷治せよ(笑)。

シルフィ:しかし成程、顔を隠し正義を全うせんとするその志……このシルフィリア・アークウェイン、いたく感激しましたっ!!(一同爆笑)

ロイド:しまった、お嬢が積極参戦するフラグ立った!!?(一同爆笑)

シルフィ:ロイド、ロイド!私達も手伝いに行きましょう!顔隠して!そう言うの憧れてたんです、私!!(一同笑)

トリーシャ:顔を隠すならマスクが必要ね……ねぇロイド?私の、シルフィの、ネリネの、どれが良い?(一同爆笑)

ロイド:マスクがパンツである必要性は無ェだろ!!?(爆笑) もっと他に色々あるだろ、色々!!

シルフィ:そう言えば、部族の仮面とかありますね。おあつらえ向きに、ロイドのキャラシに。(一同爆笑)

ロイド:……え、これ?(笑)

遠くのネリネ:あ、そこらに置いてある私の荷物の中にももう一個入ってますよそれ(笑)。

シルフィ:あ、じゃあネリネ、私の分はそれ借りますね!これで行けます、正体を隠して正義の為に戦う……憧れのシチュエーションがついに!!(一同笑)

ロイド:……なぁ、これ相変わらず前見えないんだが。(一同爆笑)

遠くのアルト:心眼で捉えよ。(一同爆笑)

ロイド:……マジか……(笑)。

トリーシャ:とは言え、それだけじゃ片手落ちね。服装や装備がいつものままだと、バレバレよ?

シルフィ:む、なるほど。確かにそれではパンツ被っただけで正体隠してるつもりになってるサイヴァリアさんと一切変わりありませんね。

ロイド:いや、パンツか仮面かは大きな違いだと思うが。(一同爆笑)

トリーシャ:まぁ、とにかく。私に任せなさいな、それに合う装備を調達して来てあげるわ。私の装備も変えないとだしね〜。

ロイド:……じゃあ、任せるとするか。

トリーシャ:OK。じゃあ、二人とも。第四部隊の詰め所に来て待ってて。私の紹介って言えば大丈夫だと思うから〜。

遠くのネリネ:…私達とは行き違いですね。

ロイド:じゃ、置き手紙でも残しておくか……。
 

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇
 

ネリネ:では、さんざっぱらモデル活動して帰って来た私はその置き手紙を発見するわけですね。(一同笑)

遠くのシルフィ:はい、私が悪意なくトリーシャさんと悪党退治に行く旨と、時間と場所を書いてます(笑)。

ネリネ:……そうですか……。ふふふ、トリーシャ・アールクラフト様……お命頂戴仕りますので、その首今から洗っておいて下さい……。 シャーコシャーコと、砥石で斧を研いでます。(一同爆笑)

イクス:……パンツの恨み怖ェ……!!(ガタガタ)

ネリネ:ケケカカカクククキキキコココ。(一同大爆笑)

イクス:ネリネの姉さんの笑い声が、笑い声が人類学的にあり得ない音階に――――っ!!?こんな非常時にアルトの兄貴はなにやってンすかぁぁぁぁ!!(一同爆笑)

GM:そう言えばアルトさん、ホントにどのシーンにも出てませんでしたけど、何やってるんですか?

遠くのアルト:あぁ、今の私はドルデアの賭場で妙にアゴの長い顔して、「倍プッシュだ……」とか言ってる。(一同爆笑)

GM:アカギ!?(笑)

ネリネ:効果音は「ざわ……ざわ……」ですね。(一同笑)

遠くのロイド:うっとりするほど関係無いなお前の行動、シナリオと。(一同爆笑)

遠くのアルト:私は巻き込まれる前に逃れると言う事を覚えた。情報収集ついでに賭場で遊んでる。(一同笑)

遠くのシルフィ:間違いなくそれ、情報収集「が」ついでですよね……(笑)。
 

 そしてアルト、隣で素寒貧になってる爺さんに種銭を貸したりしつつ。
 夜、第四部隊詰め所でごろ寝していたロイドと、女性兵士にアレな本を借りて興味津々で読んでいたシルフィの元にトリーシャが戻って来ます。

 

トリーシャ:たっだいま〜。うん、サイヴァリアの出発前には間に合ったわね。

ロイド:ふわぁ……と、欠伸しながら起き上がる。 遅かったな、何買って来たんだ師匠。

トリーシャ:探すの大変だったのよ〜?はい、木製の柄の粗末な造りのショートスピアでしょ?それと、表面に顔のような模様が描かれた原始的な木製のラウンドシールド。

ロイド:……うん。……うん?(一同爆笑)

トリーシャ:最後に腰ミノ型のクロースアーマー。(一同大爆笑)

ロイド:どこの部族だァァァァァァァァァ!!!?(一同超爆笑)

トリーシャ:一セット225ガメルのそれを、40セット揃えてきたわ〜。第四部隊の皆の変装分も含めて。(一同超爆笑)

GM:え、全額自腹!!?9000ガメルじゃないですかそれ全部で!!?(大爆笑)

トリーシャ:魔法の+1ディフェンダーが遠くなったけど、私何も後悔してない!!(一同大爆笑)
 

 トリーシャ・アールクラフト。ネタの為に9000ガメル+αを支払える女。
 

ロイド:……師匠が馬鹿なのは分かっていたが……よもや、よもやここまでとは……!!(爆笑中)

シルフィ:トリーシャさん、ショートスピアもラウンドシールドも重くて私の手には合いません!!(笑)

トリーシャ:大丈夫よ、シルフィ。こんな事もあろうかと、必要筋力を-2して必要筋力3にしたジャベリンも買ってきたの。そしてこの羽飾りを装備すればあら不思議。貴方は部族の巫女よ!!(一同大爆笑)

シルフィ:ぶ、部族の巫女……っ!!(拳握って)

ロイド:おい、琴線触れちゃったよ。何かがお嬢のハートにクリティカルしたよ。(一同爆笑)

遠くのアルト:……街中の密輸組織に、何故か密林にでも住んでそうな部族が襲撃をかけるのか……。(一同爆笑)

ロイド:(変な動きをしながら)バンホー。バンホホー。(一同大爆笑)

シルフィ:(変な動きで応じながら)バンホホー。バンホー。(一同爆笑)

遠くのイクス:あぁ、なんかもう身も心も部族に……(笑)。

ロイド:この状況で常識人ぶっても無駄だと気付いた。同じアホなら踊らにゃ損だ。

トリーシャ:ちなみに大量に買って来たけど、守備兵はこれ使う?(笑)

GM:え、もう言われるまでもなく守備兵、部族装備でバンホーバンホー言ってますが。(一同爆笑)

遠くのアルト:これが対蛮族の最前線の……いや、もう良い。もう何も言うまい……私、謎の御老体と意気投合して、御老体の家でチェスの相手してる。(一同爆笑)

遠くのネリネ:一方の私は怯えるイクス様の首にロープ巻いて、孤軍密輸組織のアジトに向かい始めた頃合いですね。

遠くのイクス:強制連行ッ!?い、いかん。死亡フラグバリバリな気もするので、連行される前にアレットさんにサイヴァリアさんが密輸組織に襲撃をかけんとしている話を手紙かなんかで伝えておきます!!(笑)
 

 ……かくて、全ての流れは(哀れな)密輸組織の元に収束しました。
 いえ、アルト除く。
 アルトは皆が馬鹿騒ぎやってる頃、何か意気投合した老人の孫自慢を聞きながらチェスの相手を務めています。
 まぁ、その御老体の正体はお察しの通りなのですが。

 

■オマケ@現在のロイド、シルフィのステータス■
 

 コピー取らせて貰ってたので、襲撃装備の彼ら2人の装備を公開します。
 明らかに弱体化してるとか、専用装備どこやったとか言っちゃいけません。
 ついでに、生まれとか種族に適当書かれていますが、これも彼らのキャラクターシートをそのまま写したもので、GM一切悪くないです。
 

名前:“部族の勇者“ロイド・クラリクロイツ
種族:部族 性別:男 年齢:20 生まれ:部族の神官
身長:188cm 体重:84kg 髪の色:漆黒
能力値ダイス:技6 体14 心10 A10 B7 C6 D6 E9 F7
最終能力値:器用度20 敏捷度13 筋力24 生命力21 知力21 精神力18
保有経験点:1520
合計名誉点:271
保有名誉点:146
HP:72 MP:33
冒険者技能:ファイター7 ライダー1 プリースト/グレンダール5 エンハンサー1 アルケミスト1
一般技能:バトラー3 ハンター2 コーチマン2
戦闘特技:武器習熟/スピア 魔力撃 マルチアクション タフネス 頑強
習得練技:キャッツアイ
習得騎芸:攻撃指令
習得賦術:クリティカルレイ
乗騎:レンタル取りやめ
武器:ショートスピア(部族の槍)
防具:クロースアーマー(腰ミノ)
アクセサリ:部族のお面 聖印
所持品:無し
所持金:0
 

名前:“部族の巫女”シルフィリア・アークウェイン
種族:部族 性別:女 年齢:20(外見15) 生まれ:部族の巫女
身長:163cm 体重:50kg 髪の色:紫銀
能力値ダイス:技10 体2 心14 A8 B7 C1 D4 E11 F9
最終能力値:器用度19 敏捷度18 筋力3 生命力6 知力31 精神力25
保有経験点:1010
合計名誉点:238
保有名誉点:173
HP:27 MP:46
冒険者技能:ソーサラー7 セージ3 レンジャー1 アルケミスト4
一般技能:ノーブル3 ハンター3 カスタネッター1 リコーダリスト1
戦闘特技:魔法誘導 魔法拡大/数 MP軽減/ソーサラー 鷹の目
習得賦術:バークメイル ヴォーパルウェポン パラライズミスト ポイズンニードル
使い魔:カラス(命名:ビグザム)
武器:ジャベリン(部族の槍:発動体化。必要筋力3)
防具:クロースアーマー(部族の衣装)
アクセサリ:部族のお面 部族の羽飾り
所持品:無し
所持金:0
 

 ……装備とかマナリングとか各種アクセサリとか消耗品とか、全部投げ出しましたよこの人ら。
 

■カオスティック・クライマックス■
 

GM:……えーと、では夜の街を40人ばかりの部族がバンホーバンホー言いながら行進しているわけですが。

トリーシャ:外套を纏った私は、彼らが担ぐ神輿の上で座ってますわ。(一同爆笑)

遠くのアルト:(茶を飲みながら)……うむ、これが街中を通ってるとか、付近の住民に通報されるんじゃないか?怪しさだけならばその辺の第二の剣の神様の宗教組織を素で越えてるぞ。

GM:ああ、大丈夫です。第4部隊の奇行に慣れてますから、自分らに被害来ない限り奇行してるだけならスルーします、街の人。(一同爆笑)

ロイド:……ブルデを変な街にしおって……どっかから怒られても知らんぞ、俺(笑)。

GM/守備兵:「くくく……これが暴れ収めか。精々派手にやってやるぜバンホホー」 と、士気も高いです。(一同笑)

ロイド/守備兵:「まぁ待て諸君。敵が密輸組織だとして、それがムサい男ばかりとは限らない。美少女が混ざって居たらどうするバンホー?」(一同笑)

トリーシャ/守備兵:「決まっている。見かけ次第存分に観察し、視姦し、捕縛し、説得して仲間にしようバンホホー」(一同大爆笑)

遠くのイクス:……もう駄目っすねこの集団(笑)。
 

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇
 

GM:そんな濃い集団とは全く関係なく、ネリネさん達は一足先に目的地―――ブルデの端の方にある、今は使われていない廃倉庫に到着しました。

遠くのアルト:ベタだな、廃倉庫とは。

イクス:……あー……ネリネのねーさん?ここが件の密輸組織のアジトらしき廃倉庫っす。

ネリネ:……まだ私のパンツは来ていないようですね。(一同爆笑)

イクス:…それ主体なんすね(笑)。

ネリネ:それはそうとイクス様、ぶっちゃけ内部の状況は分かりますか?

イクス:……そうですね。(ダイスを振る)ではGM、忍び足の達成値は18。接近して聞き耳16で調べます。

GM:十分ですね。では、内部の様子が分かります。十数名の男女が居るようですが……まぁ、ぶっちゃけLv2〜4程度のモンスターデータの敵ばかりなので、イクスさんの目からは素人に毛が生えた程度の集団に見えます。ただ、奥の方になんか昔見たことあるような魔法機械があったよーな気がします。ぶっちゃけドゥーム。

遠くのアルト:それでも5Lvモンスターか……どうにでもなるな。

GM:こんなギャグシナリオで強い敵だしてどーすんですか。(一同笑)

イクス:……ロイドの旦那だけでも時間かければ制圧出来そうなレベルっスね。では戻って、ネリネのねーさんにその旨伝えます。

ネリネ:……そうですか。パンツは無かったんですね?(一同笑)

イクス:パンツから離れろ。(一同笑)

ネリネ:イクス様、乙女にとってパンツとは特別なのです。穢れを知らぬ白は<純真(ピュア)> 思いを馳せる薄桃色の<乙女心(メーヴェ)> 一面に敷き詰めし花は、まるで仮初の<恋色(ラヴァーズ)>……ああ、良いですねこのフレーズ。流石トリーシャ様と言うべきでしょうか。(一同笑)

イクス:うん、言ってる事の半分も理解できないっスけど、ネリネのねーさんがあの白パン大事にしてたのは分かったっス。(一同笑)

ネリネ:……ぶっちゃけ恥ずかしいのでさっさと回収したくてパニクってるだけなんですけどね。ともあれ……大した戦力はありませんか。では、片付けて万全の態勢でトリーシャ様を待ち受けるとしましょう。(さらっと)

イクス:……は?(笑)

ネリネ:―――レッツパリィィィィィィィィィィ! はい、全力移動で窓枠ぶち破って突撃します!!どがしゃああああああああああああん!!(一同爆笑)

イクス:うわ――――っ!!?(爆笑)

GM/密輸犯:「な、なんだ!?誰だ!?」「守備兵!?いや……め、メイド!?」(一同爆笑)

ネリネ:違います。今の私は従者の枠を捨て、パンツを奪還せんが為にこの身を修羅道に落とした者……。(一同爆笑)

GM/密輸犯:「………え、何この人」(一同爆笑)

ネリネ:―――問われれば名乗りましょう。魔法侍女マジカルネリネちゃんスターストライカーズ……はじまります!!(一同大爆笑)

イクス:うわぁ、第三期始めちゃった……。(一同爆笑)
 

◇VS犠牲者の皆様◇
 

GM:では、まずこちらは窓から突っ込んできたネリネさんに対して、困惑しながらも数名が武器を構え、数人がドゥームの起動に走り、数人が呆然としています。(一同笑)

遠くのアルト:そりゃ呆然もするだろうな……。いきなり魔法侍女を名乗るメイドが斧構えて乗り込んできた挙句、パンツがどうこうと妄言を吐きながら襲いかかって来た日には。(一同爆笑) 

イクス:あー、俺は流石に下手に接近されるとヤバいんで、外からあわあわしながら窓から覗きこんで様子を見ています(笑)。

GM:あ、ではそのイクスさんからは、ネリネさんが飛び込んだ窓とは反対側の倉庫の入り口方向で「バンホーバンホホー」と言う声が聞こえてきます。(一同爆笑)

イクス:うわぁ……来ちゃったよ、どうしよう。(一同笑)
 

▽ラウンド1▽
 

イクス:(ダイスを振る)……あ、先制判定14……まぁ良いか。

ネリネ:ええ、先手を取られたところで私単体で戦場に居る以上、特に問題はありません。

GM:いえ、こちらの最大値は14ですので、そちらが先手ですよ。とりあえずネリネさんの周りには、剣を構えたのが2人、杖構えたのが1人、何か聖印持ってるのが1人です。他はおろおろしてたり、ドゥームの起動に走ったりしています。

ネリネ:ふむ、ではダッシュで杖構えてるのに接近しますか。そしてビートルスキン使いつつ斧で一閃します!(ダイスを振る)……命中18、ダメージ17点です!

GM/密輸犯:あ、流石に弱い。一撃で半分以上抉られた。「ぎゃあ!?な、なんだこいつ……ワケ分からんが強いぞ!!」

遠くのアルト:(冷静に)こいつでワケ分からんと言っていたら、程なく訪れるカオスには耐えられんぞ。(一同爆笑)

GM:くそう、では反撃です。攻撃を食らった魔法使いはリープ・スラッシュを使いましょう。達成値は14ですが……。

ネリネ:抵抗しました。ダメージは……半減で6?ああ、残り88点です。全く問題になりませんね。

GM:……戦士二人は前に出てネリネさんに斬りかかります。達成値13!!

ネリネ:(ダイスを振る)……珍しく、避けれる相手ですね。両方華麗に回避しました。

GM:最後に神官が魔法使いを7点回復させて、終了です。そして次のラウンドの頭で―――
 

▽ラウンド2▽


GM:ドアをブチ破って、部族が乱入して来ます。(一同大爆笑)

シルフィ:バンホー!

ロイド:バンホホー!!

イクス:……なんっじゃありゃァァァァァァァァ!!? はい、俺遠くで絶叫してます。(一同笑)

ロイド:しかしこの仮面、前見えないんだよな。(一同爆笑)

シルフィ:心眼で捉えよ。(一同爆笑)

GM:……えー、お二人は全ての行為判定に-4食らってください。(一同笑)

トリーシャ:ふふふ、密輸組織めが!貴方達の狼藉もここまでよ!!……なんか見知った顔もいるけど。(一同笑)

ネリネ:あれは――――私のパンツ!!(一同爆笑)

トリーシャ:うん、私がかぶってる奴ね。ふんすふんす。(一同大爆笑)

ネリネ:い、嫌ぁ!そんな呼吸音を…!!(笑)

トリーシャ:すーはーすーはー。(一同爆笑)

ネリネ:……乱戦からの離脱宣言。全てを投げ出してトリーシャさんに吶喊を宣言します。(一同爆笑)

イクス:うわァ――――ッ!!?旦那とお嬢が-4食らってる以上、この状況での最強戦力である二人が身内で戦闘開始しちまうよオイ!!?(一同大爆笑)

トリーシャ:ふっ、なるほど……なんだか全く話が見えないけど、私達は戦う運命にあるみたいね!! ばさりと外套を脱ぎ棄てると、そこにはクロースアーマーですらない水着が。胸に『とりーしゃ』と描かれたスクール水着で戦場に立ちます!!(一同大爆笑)

イクス:この人はこの人で防具装備してないし!水着だし!!(笑)

ロイド:(ぼそりと)……ババア無理すんな。(一同大爆笑)

シルフィ:トリーシャさんって確か実年齢74……いえなんでも。(一同爆笑)

遠くのアルト:どうでも良いが、白いパンツを頭にかぶって、服はスクール水着って限りなくレベルの高い変態だな。(一同爆笑)

トリーシャ:足元はブーツですわ?(笑)

遠くのアルト:ミスマッチがますます酷いが。(一同爆笑)

ロイド:まぁ、とりあえずアレだな。遠くで密輸品と思しきドゥームが起動してたり、密輸犯と思しき連中がいるから、一発鬨の声でもあげとくか。

シルフィ:バンホー!(一同爆笑)

ロイド:バンホー!(爆笑)

シルフィ:バンホホー!!(爆笑)

ロイド:バンホホー!!(爆笑)

GM:はい、では守備兵……いえ、今は部族と呼びましょう。部族の皆も同調して、倉庫内にバンホーバンホホーと雄叫びが響き渡ります。(一同大爆笑)

遠くのアルト:……密輸犯の反応は?(笑)

GM/密輸犯:「「「……ひ、ひぃぃぃぃぃぃ!!?」」」 と、悲鳴をあげてます。 「な、なんでブルデに部族が!!?」(一同爆笑)

遠くのアルト:……非常に真っ当な疑問だな(笑)。

GM/サイヴァリア:「ふっ……遂に追い詰めたぞ密輸犯ども!我が名は怪盗ストライプ……正義と言う言葉に心を奪われた男だ!!」 言うなり、サイヴァリアは腰の剣を抜き放ち密輸犯へと駆け出します。 「勇者達よ、私に続け!!」

アルト/部族の勇者達:「「「「バンホホー!!」」」」(一同爆笑)

GM/密輸犯:「ひ、ひぃぃぃぃぃ!!?」 と、恐慌に陥った密輸犯の皆様と部族の勇者達が激突。そして壁際で立ち上がったドゥームだけが、『あ、それじゃ仕事しますね?』とでも言うように冷静に動き始めます。

ロイド:ふっ、となると俺らの担当はアレか。

シルフィ:ロイド、ロイド。方向逆です。(一同爆笑)

ロイド:……前が見えないと不便でいかんな。(一同爆笑)
 

 さて、戦場は大きく動き出します。主に明後日の方向に。
 密輸犯の皆様に、この状況でネリネの移動を妨害する精神的余裕は消し飛んでいます。
 ので、妨害されなかったのでこのラウンドから移動できたネリネ、トリーシャにエンゲージ。乱戦エリアを形成して、7LvファイターVS7Lvフェンサーによる身内決戦が始まります。
 
 そしてロイドは壁際にいらっしゃるドゥームの元へ突撃しつつ魔力撃を放つも、装備と仮面で-5もの命中ペナルティが入っていた彼、攻撃失敗。
 シルフィの放つ魔法も、Lv5モンスターであるドゥームに抵抗され、大したダメージも与えられず終わります。
 Lv5モンスターに苦戦するLv7戦士&魔法使い。
 稀有な光景です。
 
 そして―――

 

GM:じゃあ、さっきまでネリネさんと戦ってた4名は、このカオスから逃げようとネリネさんがブチ破った窓に殺到します。

イクス:げっ、そこには俺が居るのに!?(笑)

GM:はい。イクスさんからは自分の方に来ようとする敵の姿が見えますね?(笑)

イクス:うわ、こっちくんな!こっちくんな!!えーと、フォースを4倍拡大でブチ込みます!!(一同爆笑)

ロイド:向こうで何かインベーダーゲームみたいなノリで接近してくる相手に魔法ブチ込んでる奴がいるな……(笑)。

イクス:(ダイスを振る)……運命変転使って、達成値18!ダメージは12点、11点、10点、11点っス!!

GM:あたたたた……イクスさんのフォースとは言え、このレベルの敵からすればかなり痛いですね。
 

 かくして、戦場はほぼ確定しました。
 トリーシャVSネリネのパンツを賭けた決戦。
 ロイド&シルフィVSドゥームの、何故かLv5モンスターに苦戦するLv7冒険者。
 そしてイクスVS密輸犯幹部の、こっちくんな。
 
 背景では部族の勇者達が果敢に密輸犯に襲いかかってます。

 

GM:で、こちらの反撃ですね。イクスさんの方には4人の敵が乱戦に雪崩れ込んで来て、11が2回、13が2回で殴りかかります。この人一人を突破すれば逃げられる!!(一同笑)

ロイド:敵も必死だな(笑)。

遠くのアルト:……そら、正体不明の蛮族と変態が攻めてくればな……。(一同笑)

イクス:(ダイスを振る)……くっ、11が1回と13が1回当たりました!!

ロイド:半分避けたか、そう言えばお前フェンサーだったな。

イクス:久しぶりに技能有効活用してるっス……。(一同笑)

GM:では、8点と13点のダメージです。

イクス:あたたたたっ!!俺、頑丈さではパーティーで下から二番目なんスってば!!当たると脆いんスよ、お嬢よりマシだけどっ!!

GM:で、ドゥームは近付いてきたロイドさんに機銃と機関砲で攻撃です!これ、ガン武器扱いですから魔法ダメージですよー、痛いですよー、防御力無視ですよー。

ロイド:……いや別に、今の俺防御力3しか無いからあんまり変わらないんだけど。(一同爆笑)

シルフィ:クロース+ラウンドシールドという、ファイターにあるまじき装備になってますからね(笑)。

ロイド:(ダイスを振る)……む、両方食らって合計31点か。かなり痛いな。

シルフィ:……くっ、なんですかこいつ。キマイラより余程強いじゃないですか!!

GM:いや、それは無い!ありえんから!(一同笑)

遠くのアルト:で、その頃私は茶を飲んでいた。

一同:帰れ!!(大爆笑)
 

▽ラウンド3▽
 

ロイド:……さて、厄介だなこの機械。相当な回避力がありやがる……。

シルフィ:……当たりますか?

ロイド:難しいな……とりあえず、キャッツアイのおかげで命中基準値は6まで上がってるが……。(一同笑)

遠くのアルト:お前普段12とか13基準でぶん回してなかったか(笑)。

トリーシャ:……どうしようも無くなったら仮面外しなさいよ(笑)。

ロイド:とりあえず、確実に当てることを重視して≪マルチアクション≫からのフォース。(ダイスを振る)……くっ、命中は14で外れて、フォースは達成値11で抵抗されたか。だが半減でも6点ダメージだ、削れろ!!

シルフィ:その調子です、ロイド!私も遠距離から拡大エネボを捻じ込み続けます!(ダイスを振る)よしっ、達成値17が出ました!!抵抗さえ抜ければ魔力は落ちてないので……(ダイスを振る)胴部に16点、砲塔に15点です!!

GM:うげ、胴体のHPが先のラウンドと合わせて残り4割に……砲塔に至っては残り2点です。

シルフィ:おかしい、私の部族ビームでもそう簡単には落ちないとは。絶対キマイラより強いですってコレ。(一同笑)

GM:いや、その感覚はおかしい。(一同笑)

イクス:で、俺は4倍拡大フォース。これでMPほぼ打ち止めなんスけど……(ダイスを振る)よし、抵抗は抜いて……1発だけ6ゾロでクリティカル!!

GM:げっ、それで一人を除いて全員倒れました!!

ロイド:弱っ。

GM:3Lv1人、4Lv3人のモンスターデータに何を期待しますか。3Lvの神官と4Lvの魔法使いはHP不足(魔法使いはネリネの攻撃のダメージも残ってた)もあって普通に撃沈しましたし、戦士はクリティカル込みで丁度で落ちるんですよ。

イクス:いよっし!じゃあ、珍しくショートソードを構えて接近戦の構えです!!こっちくんな!こっちくんな!!俺ぁ巻き込まれたくないんスよ!!?(一同爆笑)

ロイド:……必死だな(笑)。

イクス:いやおかしいでしょうこの状況。向こうだとどっかで見た仮面かぶった部族が、何でか魔法撃ってドゥームと戦ってますし。何で魔法撃てるんすか部族が!!(一同爆笑)

ネリネ:そんな中、私はトリーシャさんに攻撃です!!(ダイスを振る)命中20!!

トリーシャ:くっ、この!!(ダイスを振る)21で回避!!

ロイド:何このハイレベルだけど見苦しい争い。(一同爆笑)

シルフィ:戦場で頭一つ飛び抜けた戦闘力を持つ二人が、何やってるかと言えば仲間割れですからね(笑)。

ネリネ:トリーシャ様……貴方だけは、許せません!!

トリーシャ:パンツに魂を引かれた人類が、何を偉そうに!人類の革新は間近に迫っているのだ!!(一同爆笑)

ロイド:おいそこ、いきなりガンダムチックな台詞言って誤魔化すなよ。(一同爆笑)

イクス:トリーシャの姐御、『それ』から手を放してください!!っつかパンツかぶるの止めろ!!(笑)

トリーシャ:断るわ。『これ』は希望―――人類を明日へ導く物なのよ!!(一同爆笑)

ロイド:パンツで導かれる人類なんぞ滅べ!!(一同大爆笑)

トリーシャ:この良さが分からないとは……俗物が!!ふんすふんす。(一同爆笑)

ネリネ:匂いかぐなッ!!(爆笑)

ロイド:今の師匠の姿にだけは、俗物と呼ばれたくねぇよ!?(一同爆笑)

トリーシャ:とにかく、ネリネに反撃よ〜!両手の剣で、19と16で命中!ダメージは14点と15点……軽いか!!

ネリネ:その程度……ッ!!ダメージは合計3点に抑え込みます!!

トリーシャ:チィッ……浅い!!

ネリネ:この程度で魔法侍女が止まるとでもお思いですか……!!

イクス:うわぁ……向こうの戦い、レベル高ぁ……。(一同笑)

遠くのアルト:……む、御老体。これでチェックだ。(一同爆笑)

GM/遠くの老人:「む、ちょっと待ったアルト君。その手待った」(一同爆笑)

イクス:ああもう、こっちは完全に蚊帳の外で平和満喫してるしさぁ!!?(爆笑)
 

 このラウンドの反撃はあっさり終わります。
 密輸犯必死の反撃を、イクスが「ラック」効果を使用して回避。
 ドゥームの砲撃も、威力の高い主砲をロイドは前が見えないままで回避。機銃の攻撃は僅か12点ダメージ。
 HPが一気に72まで上がったロイド、まだまだ安全圏です。
 
 そして第四ラウンド―――
 

▽ラウンド4▽
 

GM:ここで再び、状況は大きく動きます。少し前に部族の皆が乱入した扉から、今度は完全武装の守備兵が乱入してくるのです。

イクス:おお、アレットさんっスか!

GM/アレット:「見つけましたよ怪盗ストライプ!いえ、サイヴァリア!!大人しく――――って、何ですかこれ」 と、流石のアレットもバンホーバンホホーと大暴れする部族の皆さんに、思わず絶句します。ちなみにこの2ラウンドほどで、密輸犯はほぼ全員捉えられて、ブタの丸焼きみたいに棒に括りつけられています。(一同爆笑)

ロイド:数の差があるとは言え、大した手際だな(笑)。残るは俺らの前のドゥームと、イクスの前の幹部だけか。

GM/サイヴァリア:「……ぬ、アレット・ウィスタリア!言っておくが私はサイヴァリアなどと言うナイスガイとは何の関係も……」 と、パンツをかぶったままのサイヴァリアは言いかけ、止まります。 「いや、止めようか。君が賢い女性だと言うのは分かっていたが、どうやら私の想像以上だったようだ。感動と興奮を禁じ得ないな、アレット!!」(一同笑)

GM/アレット:「分かったならさっさと装備を捨てて投降してください。私に任せてくれれば、幼馴染のよしみでダライアス将軍に付け入られる隙を作る事無く全てを穏便に終わらせて差し上げます」

GM/サイヴァリア:「良いだろう。だが、一つ条件がある。すべては私の独断、部下や協力者の罪は不問にしてほしい」

GM/アレット:「分かりました。と言うか、元々そのつもりです」

GM/サイヴァリア:「話が分かるなアレット・ウィスタリア!流石は私の運命の女性だ!!」(一同笑)

GM/アレット:「な……何を大声で言ってるんですか貴方は!良いからとっとと―――」

ロイド:……なぁ、こいつら実は仲良いだろ?(一同笑)

イクス:いやまぁ、分かっちゃいたっすけどね……。(一同笑)

シルフィ:あの、なんでしょうね。豪快に痴話喧嘩に巻き込まれたような、この徒労感……。(一同笑)

GM/サイヴァリア:「良いだろう……とりゃあ!!」 と、サイヴァリアは全ての装備をパージします。剣、かぶってたストライプパンツ、マント、服、ズボン、ビキニパンツ。(一同大爆笑)

ロイド:最後何脱いだァァァァァァァァァァァァァ!!(一同大爆笑)

GM/サイヴァリア:「さぁ、君の手で捕まるならば悔いは無い!捕まえてくれ、アレット!!」 と、両手を広げます。全裸で。(一同超爆笑)

トリーシャ:自重なさい全裸!!?(大爆笑)

ネリネ:ぜ、全裸でその台詞は色々危険です!!(大爆笑)

GM/アレット:「―――。え?あ、あれ?」 と、アレットは混乱した声をあげながら数秒ガン見して、それから瞬間沸騰と言う様子で、ボンッと音がしそうな程顔を真っ赤にします。 「――――っきゃあああああああああああああああああああああ!!?」 響く絶叫。そして動き出す第三部隊の守備兵。

GM/守備兵:「た、隊長を守れ――――ッ!!?」(一同爆笑)

イクス:うわ、大惨事だ!!?(笑)

GM/サイヴァリア:で、全裸が叫びます。 「貴様ら、私が捕まるのを邪魔するか!?そこを退け!今の私は阿修羅すら凌駕するぞ!!」(一同大爆笑)

ロイド:うん、ある意味越えてる。(一同爆笑)

遠くのアルト:良いから服を着ろ全裸。(一同爆笑)

イクス:ていうか、阿修羅すら避けて通りそうなんスけど、関わり合いになりたくない的な意味で。(一同大爆笑)

GM/部族:そして、それを見ていた部族の皆さんも、自分らの大将を援護する為に動き始めます。 「バンホー!バンホホー!!」(一同大爆笑)

ロイド:……うわぁ(笑)。

シルフィ:はっ、いけない族長を守らないと!!?(一同爆笑)

ロイド:しまった、こいついつの間にか部族になり切ってる!!?(爆笑)

アルト/部族:「巫女様のお告げでバンホー!」(一同大爆笑)

トリーシャ/部族:「族長を守るでバンホホー!!」(一同爆笑)

GM:そして激突する部族と守備兵、顔を真っ赤にしてしゃがみこんで、イヤイヤするように首を振ってるアレット・ウィスタリア15歳。そして戦場を駆ける全裸、実はLv9フェンサー。状況はますますカオスの一途を辿り始めます。(一同爆笑)

トリーシャ:戦場中央ではLv7前衛職同士の、無意味にレベルの高い一騎打ちが繰り広げられてるわ〜(笑)。

ロイド:……えーと。とりあえず、仮面を外します。で、遠くに居るイクスと、その横の密輸犯幹部に手招き。

イクス:……そっち行きます。

GM:密輸犯もなんとなくついて行きます。

ロイド:……なぁ、なんだ、もうアレだ。これ以上この騒ぎに巻き込まれるのもアレだ。

イクス:ええ。

GM/密輸犯:「うん」

ロイド:……目の前のこのドゥームだけどうにかしたら、とっとと逃げよう。逃げて宿帰って、全てを忘れよう。(一同爆笑)

イクス:……あぁ、良いっスね。酒でもかっ食らって全てを忘れましょ。

GM/密輸犯:「……俺、足を洗いますよ。これからは真っ当な商人になって、ブルデで店を持つんだ……」(一同笑)

ロイド:良い心がけだ。じゃあ―――。 仮面を外して一気に戦闘力が上がったんで、≪マルチアクション≫!まず胴部にフォースで14点と槍で16点食らわせます。

GM:む、ではそれで胴体が破壊されて―――

イクス:魔晶石潰してフォース!!砲塔を破壊します。ピンゾロ振らなければ破壊成功っスね。(ダイスを振る)……よし、OK。

ロイド:……よし、それじゃあ。

イクス:……うっす、それじゃあ。

二人:逃げろォォォォォォ!!!(一同爆笑)

シルフィ:バンホー!バンホホー!族長を救えー!!(爆笑)

遠くのアルト:その頃、私は茶を飲んでいた。(一同大爆笑)

トリーシャ:ふふ……あはははは!良いわよ、ネリネ!人類の革新、パンツ、貴方に止められると言うならば……この私を止めてごらんなさい!!(一同爆笑)

ネリネ:貴方は……貴方は分かっていない!私は……人類の革新なんてどうでも良いんです!!ただ……私のパンツ、返して下さい!!(一同大爆笑)

 

 ―――守備兵第三部隊と第四部隊、各々自軍の戦力の20%ほどを投入した廃倉庫での大乱闘。
 これは結局、「堅気の皆さんに迷惑かけるんじゃねぇ」との薫陶が行き届いていたせいか、戦場をその倉庫のみに限定し、全員が疲れて動けなくなるまでしばし続いた後、自然に鎮静化した。
 途中から騒ぎを聞きつけたガレッガ総隊長が賭場で仲良くなった操霊術師の青年を連れて見物に来て、どちらが勝つかの賭けがてら鎮静化に努めたのも理由の一つだろう。
 
 結局この騒ぎは身内の恥として内々で処理され、逮捕者は一人に留まった。
 
 サイヴァリア・クルーグシャフト。
 罪状、猥褻物陳列罪。
 減給半年の処分とする。
 
                       ――――ブルデ守備隊一般隊員の日記より抜粋
 

■そして事後処理■
 

GM:……えー、では翌日。大乱闘に参加してた御三方はブルデの守備隊詰所から釈放されます。「もうやるな」とか「もっとやれ」とか声をかけられながら。(一同笑)

シルフィ:いやー、楽しかったです。

ロイド:……あー、じゃあ俺、それを迎えに来てる(笑)。 お嬢、お前笑顔でそう言える辺り、果てしなく大物だな……。(一同笑)

ネリネ:私はパンツ取り戻せたので、他はどうでも良いですが。

トリーシャ:うう、酷いわ〜。ネリネったら、一切の容赦なく斬りに来るんだもの。泣いちゃうかも。

ネリネ:自業自得ですね。

アルト:全く貴様ら……私がガレッガ老人にとりなさなければ、叱責じゃ済まなかったかもしれんのだぞ?少しは感謝してほしいものだな。

イクス:いや、アルトの兄貴。賭場で貸した種銭の強制返還要求は、「とりなし」じゃなくて「脅し」だと思うっス。(一同爆笑)

アルト:結果的に穏便に終わったんだ、文句はあるまい。……騒ぎを拡大させたサイヴァリアとアレットは、今もまだ説教されているようだがな(笑)。

トリーシャ:結局今回のって、サイヴァリアの善意の奇行と、彼を心配し過ぎたアレットの暴走だったのよね……(笑)。

ロイド:もう良いよ、放っておこうぜあいつら(笑)。

シルフィ:まぁ、仲良き事は美しきかな――――と、言う事で(笑)。

ネリネ:……それで綺麗に纏めたつもりですか、マスター(笑)。

GM:―――とは言え、馬鹿騒ぎが出来ていたのもこの日まで。守備隊の皆も、それは分かっていたのでしょうね。

ロイド:……む。

GM:レグランス姉弟からもたらされた、蛮族の襲撃予定日まであと5日。この辺りからブルデは急激に慌ただしくなり、望むならば一般住人の疎開、外部からの物資の運び入れ、斥候の強化など、様々な動きが活性化して行きます。

GM:そして、今回貴方達が知り合った守備兵達もそれは例外ではなく……物語は、ブルデ攻防戦へと収束していきます。

ロイド:……ま、どうにかするさ。見たろ、ブルデ守備兵のあの連中を。あいつらがそう簡単に死ぬ顔ぶれかよ。

シルフィ:そですね。折角仲良くなれた事ですし……やる気は出ますよね。

ロイド:スカーレット・テーブルの暗躍……。

トリーシャ:ドレイク・バイカウント率いる蛮族の軍勢も忘れずに、ね?

ロイド:ハッ、どうにかするさ。

シルフィ:ま、それにしたって……今回はブルデの守備兵と交流を深めたってとこで、私達はしばし休憩ですかね?

ロイド:だな。何かあればアレットやサイヴァリアから声かけてくるだろ。

トリーシャ:じゃ、宿に戻りましょうか〜。一晩中説教されてたわけで……眠いわ〜(笑)。

アルト:……言っておくが、貴様のそれは自業自得だからな?(笑)
 

 さて、今回はGMとPLの暴走の結果、色々と酷いシナリオでした。SNE様ゴメンナサイ。
 ともあれ、目的の一つはブルデの守備兵との交流を深めて貰う事。これは成功したかな?
 有能だけど変人である、元冒険者のサイヴァリア。
 冷静だけどどこか抜けてる、若手軍師のアレット。
 そして一見駄目老人だけど、優秀な将軍であるガレッガ老。
 
 彼らと協力しながら、向日葵兵団は果たしてブルデを守り切れるのでしょうか。
 守り切れなかったらこの世界、なんかかなり蛮族と人族の領域のバランス崩れそうなんですが。
 GM、ちょっとガクガクしてます。
 

・獲得経験点:1250+各々の1ゾロ分
・獲得報酬(パーティー合計):ンなもんあるわけねぇ
・使用消耗品:魔晶石5点=500G
・使用部族装備:40セット分+魔法の発動体化したジャベリン=9765G(全額トリーシャ支払い)
 

 ……うわぁ。
 今回の報酬内訳、これ以上無いくらいヒデェ……。
 
 と、ともあれ。
 これにてブルデ篇その1となる今回のシナリオはお終いです。
 いろいろ突っ込み所満載だったでしょうが……あっ、やめて、石投げないで!!
 と、ともあれこれにて一先ずは。
 

                  ……ミッションコンプリート!!
 

 ……コンプリート?

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